風と光をあびてMY-WAY
感動的なサイクルライフスタイルを。



日本で唯一のUCIクラスのレース開催

ジャパンカップサイクルロードレース

アジア最高峰のワンディロードレース「ジャパンカップサイクルロードレース」が2013年10月18日~20日までの期間で開催され、グランドオープニングセレモニーが18日に開催され、各チームによるプレゼンテーションが行われた。
写真=オープニングアクトの「エスコーラ・ジャフロ」による、迫力満点のパーカッション演奏で開幕。

UCIプロチームからは過去最多の7チームが出場。

宇都宮市が主催し、公益財団法人日本自転車競技連盟と2011ジャパンカップサイクルロードレース実行委員会が主管する同レース。18日、宇都宮市内のオリオンスクエアーで「グランドオープニング」で開幕した。

オープニングイベントは18時過ぎに地元のパーカッショングループ「エスコーラ・ジャフロ」による演奏でスタート。レースなどの実況・解説陣の紹介からチームプレゼンテーションへと進んだ。トップカテゴリーのUCIプロチームからは過去最多の7チームが出場する今年のジャパンカップ。チームプレゼンテーションも盛り上がりを見せていた。

◎レース内容
◇18日
18時30分~19時00分=グランドオープニングセレモニー
19時00分~21時00分=チームプレゼンテーション
◇19日
09時00分~09時40分=オープニングフリーラン
09時50分~10時50分=チャレンジレース
11時05分~13時30分=オープンレース(男子)
11時09分~12時45分=オープンレース(女子)
15時00分~17時00分=ジャパンカップクリテリウム
◇20日
10時00分~14時30分=ジャパンカップサイクルロードレース
14時30分~=表彰式


佐藤宇都宮市長の挨拶でチームプレゼンテーションスタート。

1番手は地元のチーム、宇都宮ブリッツェン。

ランプレ・メリダはクネゴのジャパンカップ3勝目を目指す。

去年の覇者、イヴァン・バッソを擁するキヤノンデールプロサイクリングチームはサガンがクリテリウムを、バッソは連覇を狙う。

クリテリウムスペシャルチームは去年の1~3位までの3人が揃うという豪華なメンバーで挑む。

現地取材=フォトグラファー藤島健

「四国ディスカバリーライド2013」高松へ

一般社団法人コグウェイ

2013年10月6日~16日まで、一般社団法人コグウェイが主催して開催されている「四国ディスカバリーライド2013」は、10月7日、香川県の善光寺を出発し高松に到着した。

四国を楽しみながら走破。

途中、こんぴらさんで観光のひとときを楽しみ高松までの43キロを走破。全員が四国の風を受けて笑顔で走り通した。

◎今後の予定
10月08日=高松市(香川県)→徳島市(徳島県)
10月09日=徳島市(徳島県)→阿波池田市(徳島県)
10月10日=阿波池田市(徳島県)で自由行動
10月11日=阿波池田市(徳島県)→高知市(高知県)
10月12日=高知市(高知県)→中土佐市(高知県)
10月13日=中土佐市(高知県)→四万十町(高知県)
10月14日=四万十町(高知県)→四万十市(高知県)
10月15日=四万十市(高知県)→内子町(愛媛県)
10月16日=内子町(愛媛県)→松山市(愛媛県)


「四国ディスカバリーライド2013」明日スタート

一般社団法人コグウェイ

2013年10月6日~16日まで、四国を舞台に、一般社団法人コグウェイが主催して「四国ディスカバリーライド2013」が開催される。

今年は、エリトリア以外からも、台湾、中国、香港、ニュージーランドを中心とした海外から23名のサイクリストが来日。

全日程11日間で、四国全域を走破する「四国ディスカバリーライド2013」は、「四国1周コース」と「ショートコース」の2種が行われる。「四国1周コース」の日程は次の通り。

10月06日=善通寺市(香川県)集合
10月07日=善通寺市(香川県)→高松市(香川県)
10月08日=高松市(香川県)→徳島市(徳島県)
10月09日=徳島市(徳島県)→阿波池田市(徳島県)
10月10日=阿波池田市(徳島県)で自由行動
10月11日=阿波池田市(徳島県)→高知市(高知県)
10月12日=高知市(高知県)→中土佐市(高知県)
10月13日=中土佐市(高知県)→四万十町(高知県)
10月14日=四万十町(高知県)→四万十市(高知県)
10月15日=四万十市(高知県)→内子町(愛媛県)
10月16日=内子町(愛媛県)→松山市(愛媛県)

「四国ディスカバリーライド2013」は「Global×Local」をテーマとした四国4県を一周する自転車旅イベント。国内外からのサイクリスト合計とあわせて合計100名で、香川県・徳島県・高知県・愛媛県の四国4県、約550kmを自転車で旅をする。開催3回目となる今年は、エリトリア以外からも、台湾、中国、香港、ニュージーランドを中心とした海外から23名のサイクリストが来日し参加する。

主催団体である社団法人コグウェイは、「自転車旅を通じた新しい出会いの創出」をコンセプトとして活動をしているが「一人でも多くの人に自転車旅の機会提供を」という思いから、本年度はクラウドファンディング「Ready for?」を活用し、約43万円の資金を個人出資者から調達。これによりエリトリアからYEMANE NEGASI GEBREMARIAM氏を含む2名の選手の来日・出場が実現した。

エリトリアの選手、YEMANE NEGASI GEBREMARIAM氏は、1960年のローマオリンピック、1964年の東京オリンピックの自転車競技に出場した選手。エリトリアは1993年にエチオピアから独立した為、1964年の東京オリンピック当時はエチオピア代表として出場。1960年代からアフリカの独立闘争が始まっているため、東京オリンピック当時、アフリカではオリンピックに出ることはもちろん、どんな優秀な選手でも自転車に乗ることは難しかった時代であり、多くの成人男性が兵役を課される中、政府の弾圧にも負けず東京オリンピック出場を勝ち取った選手。東京オリンピック以来、今回が2回目の来日となる。

本イベントは、スピード・走行距離を重視するイベントとは異なり、「Globalなサイクリスト達」×「Localの文化・風習ならではのおもてなし」をテーマに、赴く先々の地域で、豊かな交流を創出する。これらの交流を通じて、知らなかった日本の良さの再発見、参加者同士の新たな出会い、新しい価値観の形成が図られることを目指している。

お遍路の宿坊で地元ジャズ・バンドを招いたジャズパーティーの開催、自転車ライドには地元民も加わって美しい四万十川沿いを一緒に走行をし、中土佐町の地元体育祭にグローバルmixチームとして飛び入り参加をし、地元民たちと一緒に競い合う、四万十町や松山市の小学校に海外サイクリストが訪れ、イタリア語、ロシア語の簡易授業をしたり給食を共にするなど、行く先々でプロデュースされるLocalとの豊かな交流は、国内外から参加するサイクリストのみではなく、関わる地元の方々へも、新鮮かつ非常に貴重な経験価値を提供し、双方に新しい世界との出会いをもたらしている。

豊かな食・自然・文化風習に恵まれた四国だからこそ実現する「四国ディスカバリーライド」は、開始してから2年間、参加者からの満足度が非常に高く、国内のメディアだけではなく、海外の過去参加者の国々のメディアでも報道をされている。東京オリンピックに先駆けて、日本の良さ、四国の良さを、より広く世界へ発信する機会としても今年は特に期待をされている。

◎四国ディスカバリーライド2013の特徴
◇四国ならではの豊かな風習・文化との出会い
(1) 食=鰹のタタキ、みかん、うどん、鳴門金時、わかめ、すだち、等
(2) 自然=「山・海・川」の全てがある!吉野川、四万十川、大歩危小歩危、太平洋、瀬戸内海、道後温泉、等
(3) 歴史=坂本龍馬、坊ちゃんマドンナ、等
(4) 文化=阿波おどり、よさこい、返杯(酒文化)、等
(5) お遍路=四国88箇所を巡拝する四国遍路。徳島は「発心」、高知は「修行」、愛媛は「菩提」、香川は「涅槃」と呼ばれ、88箇所全部を回りきることを「結願」という。そんな世界に誇るお遍路さんの文化に触れるべく、イベント中は宿坊があるお寺に何泊かし、翌朝は早起きして読経。清々しい気持ちで出発している。1つの島に個性的な4つの県が集まる魅力ある四国。11日間かけて自転車で四国を1周しながら、各県自慢の食、文化、自然、景色などたっぷりと味わうことができる。

◇「Localの文化・風習ならではのおもてなし」
四国ディスカバリーライドでは、地元との交流や繋がりを大事にしている。自転車の速度は、地元の人に挨拶ができるくらいのスピード。地元の方のご協力と応援の元、地元の食材を使ったおかみさん達の夜ご飯のふるまいや、地元の方が主催する宴など、一般の旅行ツアーでは味わえないふれあいが、「あの人に会いたい」「あの場所へ帰りたい」と思わせてくれる時間となる。また、地元の人々にとっても、普通だと一生出会えないような国(アフリカのエリトリアや、ロシアなど)のサイクリストとコミュニケーションを交わした
りと貴重な経験を得ることができる。昨年の地元小学校への表敬訪問は子供達・教師達ともに大歓迎を受けた。

◇「Globalなサイクリスト達」
コグウェイのコンセプトに共感したサイクリスト達が世界各国からやって来る。寝食を共にすることで、国外の参加者同士・国内と国外の参加者間との友情が育まれる。さらに、様々なバックグラウンドの者同士が、四国という土地を走り、地元の人々を含め様々な経験を共にすることで言葉、文化、思想や宗教等の違いを乗り越え、参加者・地元の双方が新たな価値観形成をすることにつながる。

◎一般社団法人コグウェイについて
一般社団法人コグウェイは、「自転車旅を通じた新しい出会いの創出」をコンセプトとしたサイクリングイベントの運営団体として発足し、「四国という地方ならではの人々のおもてなしの心、豊かな自然な・文化・風習をもっと国内外の多くの人に知ってほしい」という高知県おもてなし課の願いと合致し、四万十町を始めとする四国の各地方都市、さらに観光庁のバックアップを受け、3年前から四国を舞台に「四国ディスカバリーライド」を企画・主催・運営している。



新城幸也が快走して12位。優勝はヤン・バークランツ

ツール・ド・フランス2013=ステージ02

コルシカ島の航空写真を見るとこの島の地形が分かる。島のほぼ中央にある山岳地帯には雪のために白く写っている。地中海にあるこの島にはスキー場が4か所もあることから、この山を越える第2エタップの凄さがおのずと理解できる。コルシカ島北部にあるバスティアから島部に位置する都市アジャクシオまで、156kmの争いが始まった。

チームヨーロッパカーが果敢にレース展開。

レッドカーでスタートの旗が大きく振られるとレースはスタートした。団子状態から抜け出て逃げ集団を形成した。
ダヴィ・ヴェイユ(VEILLEUX David=TEAM EUROPCAR)
ラース・ボーム(BOOM Lars=BELKIN PRO CYCLING)
ビエル・カドリ(KADRI Blel=AG2R LA MONDIALE)
ルーベン・ペレス(PEREZ MORENO Ruben=EUSKALTEL-EUSKADI)

この逃げグループとメイングループとの差はおおよそ2分程度。しかし、コースが山岳に入るとタイム差が減少基調になり変動を始めた。2番目の山岳では、ダヴィ・ヴェイユ(VEILLEUX David=TEAM EUROPCAR)とビエル・カドリ(KADRI Blel=AG2R LA MONDIALE)になり、新たにメイングループから
トマ・ヴォクレール(VOECKLER Thomas=TEAM EUROPCAR)が踏んで逃げグループへの突入を目指すが至らなかった。

しかしチームヨーロッパカー(TEAM EUROPCAR)は、第2ステップでも果敢に激走する姿勢を見せ続けた。この中で新城幸也(ARASHIRO Yukiya=TEAM EUROPCAR)も好走を続け12位という成績をたたきだしている。

後半は、残り7.4㎞で、シルヴァン・シャヴァネル(CHAVANEL Sylvain=OMEGA PHARMA-QUICK STEP)がアタック。いくつかのレースかけひきを展開しながら残り2㎞弱から、ヤン・バークランツ(BAKELANTS Jan 42 RADIOSHACK LEOPARD)が独走。それを追ってメイングループが追いをかけるが至らなかった。なお、ペーター・サガン(SAGAN Peter=CANNONDALE)が2位でゴールした。

大波乱の中、マルセル・キッテルが夢を実現してステージ優勝

ツール・ド・フランス2013=ステージ01

グランツール100年の歴史の中で初めてコルシカ島(Corse、Corsica)に入る。第1エタップはポルト・ヴェッキオからバスティアまでの213㎞、第2エタップはバスティア~アジャクシオまでの156㎞、第3エタップはアジャクシオ~カルヴィ145.5㎞の3日間が用意されている。

「バア~ン」と音とともに大波乱のレース展開に。

各コースは地形的に異なる顔をもつ。第1エキップでは「海岸に面した平坦な走り」、第2エタップでははルシカ島を横断する「起伏が激しい走り」、第3エキップでは「変化への対応が必要な走り」を選手たちに要請する。

フランス空軍がコルシカ島の青空にトリコロールを描いてランが始まった。スタートの0㎞まで事前走行。この最中にもマシントラブルを起こす選手もいて、第1エタップが波乱に満ちたレース展開であることの伏線のように起きていた。また、ビレーネやアルプスなど、今までに困難な地域からのテレビ中継をこなしてきた画像が幾度か乱れ、タイムベースコレクターが画像修正する状況があった。

レースは0㎞地点を通過と同時に4人、しばらくして5人の逃げグループが編成された。
ラース・ボーム(OOM Lars 161 BELKIN PRO CYCLING)
ジェローム・クザン(FRACOUSIN Jérome =TEAM EUROPCAR)
フアンホセ・ロバト(LOBATO DEL VALLE Juan José=EUSKALTEL - EUSKADI)
シリル・ルモワンヌ(LEMOINE Cyril=SOJASUN)
フアンアントニオ・フレチャ(FLECHA GIANNONI Juan Antonio=VACANSOLEIL-DCM)
平均してメイングループとの差は2分から3分。その差が縮まるとメイングループがスピードを調整してレース体制を維持する一幕もあった。

山岳賞は、逃げグループのフアンホセ・ロバト(LOBATO DEL VALLE Juan José=EUSKALTEL - EUSKADI)が競り合って確保した。その後、距離を重ねた後、175.9㎞地点(残り距離=37.1㎞)でメイングループが逃げグループを吸収して一段となって走行した。

「バア~ン」と音がした。
ゴールでの撮影をするフォトグルファーが既に移動をしていたところに爆発音が響いた。この音と共に大波乱が始まった。実際は爆発音ではなく、「greenedgecycling.com」と書かれたオリカ・グリーンエッジのチームバスが、ゴールのアーチにバス上部をぶつけた音だった。本来ならば既に移動を終えていないといけない時間。一本道のレース環境による混雑などが原因として予想される。問題は、このバスが動けなくなりゴールライン上で立ち往生したことと、この次点でメイングループはゴールまで14㎞と迫っていた。

バスの移動が成功しないまま時間が経ち、10㎞地点まで来ているところで、「バス移動をあきらめごーるを3㎞手前にる」ことを主催者が決定。ただちにレース無線で各チームに連絡された。この3㎞地点は、ゴールにふさわしくなく心配するメディアも多くあったという。

その後、チームバスが動き、ゴールラインが元に戻ることとなった。この混乱の最長に、大落車が発生。有力選手がこれに巻き込まれレースはこれを逃れた選手で競われることになった。大落車により同タイムゴールとなった。

「自分の夢を叶えることができた」とインタビューに応えたのは、第1エタップを制したマルセル・キッテル(GERKITTEL Marcel=TEAM ARGOS-SHIMANO)。

◎リザルト
◇マイヨ・ジョーヌ(総合タイム首位)=マルセル・キッテル(GERKITTEL Marcel=TEAM ARGOS-SHIMANO)
◇マイヨ・ヴェール(ポイント賞)=マルセル・キッテル(GERKITTEL Marcel=TEAM ARGOS-SHIMANO)
◇マイヨ・ア・ポワ・ルージュ(山岳賞)=フアンホセ・ロバト(LOBATO DEL VALLE Juan José=EUSKALTEL - EUSKADI)
マイヨ・ブラン(新人賞)=マルセル・キッテル(GERKITTEL Marcel=TEAM ARGOS-SHIMANO)

◇順位
001=04h 56' 52'' + 00' 00'' =マルセル・キッテル(GERKITTEL Marcel=TEAM ARGOS-SHIMANO)
002=04h 56' 52'' + 00' 00'' =アレクサンダー・クリストフ(KRISTOFF Alexander=KATUSHA TEAM)
003=04h 56' 52'' + 00' 00'' =ダニー・ファンポッペル(VAN POPPEL Danny=VACANSOLEIL-DCM)
098=04h 56' 52'' + 00' 00'' =新城幸也(ARASHIRO Yukiya=TEAM EUROPCAR)

「第100回ツール・ド・フランス」出場

新城幸也

新城幸也(チームヨーロッパカー=TEAM EUROPCAR)の「第100回ツール・ド・フランス」への出場が決定した。チームの公式発表は追っておこなわれると思われる。

「日本チャンピオンジャージでのポディウムを狙います」と新城幸也。感謝の気持ちも。

この報を受けて新城幸也は、「うれしいです。手ごたえは感じていましたが、正式に発表を聞けて、ホッとしました。日本チャンピオンとして、ツール100回大会を走ることができます!。支えてくださっていた皆さん、いつも応援していただいている皆さん、本当にありがとうございました。まずは、チームの仕事を第一に走りますが、限られたチャンスをしっかりと活かし、日本チャンピオンジャージでのポディウムを狙います。日本から、連日応援お願いします」と喜びを語っている。

明日、スタート地点であるコルシカ島に向けて出発する。今回の出場決定で自身は4回目の出場となる。

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【取材協力】情報・写真提供=飯島美和(Miwa IIJIMA)

全日本チャンピオンとして感謝の気持ちを言葉に

新城幸也

新城幸也(チームヨーロッパカー=TEAM EUROPCAR) は、「第82回全日本自転車競技選手権大会ロード・レース」の「男子エリート」でみごとなる走りを見せて優勝し全日本のチャンピオンとなったことを受けてコメントを発表した。
写真=ピレーネでトレーニングを続ける新城幸也。(写真=飯島美和)

「たくさんの応援もしっかり受け止め日本チャンピオンジャージを世界中にアピールできるような走りをしていきます!」とコメント。

「毎回フランスに持ち帰れなかったチャンピオンジャージをやっと戻ってきた。という気持ちです。ツールに向けてトレーニングを積んできましたが、あのコースは本当にきつかったです。でも、だからこそ、自分の走りができて本当に良かったです。単身で帰国しても、完璧なサポートをしてくださる日本のスタッフの皆さんのおかけです。そして、たくさんの応援もしっかり受け止め日本チャンピオンジャージを世界中にアピールできるような走りをしていきます!」とコメント。ファンや応援に心からの感謝を言葉にした。

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【取材協力】情報・写真提供=飯島美和(Miwa IIJIMA)

全日本「男子エリート」でみごとなる走りを見せて優勝

新城幸也

新城幸也(チームヨーロッパカー=TEAM EUROPCAR) が、2013年6月22~23日に、大分県県民の森・平成森林公園周辺特設ロード・レースコースで開催された「第82回全日本自転車競技選手権大会ロード・レース」の「男子エリート」でみごとなる走りを見せて優勝した。

悪天候の中で安定しスピードのあるレース展開で優勝。

特設されたロードレースコースは、1周15.0km。標高差は470mの山岳コース。男子は12周、女子は6周する難関のコース。

レース展開は、抜け出た新城と全日本チャンピオンの土井雪広(チーム右京)がレースを先導。ここに清水都貴(ブリヂストンアンカー)が加わったトップ争いとなったが、終盤にアタックした新城がみごとに激走し独走状態を作って全日本ロードチャンピオンとなった。

新城の登坂力。それは海外のレース体験を通して磨きがかかった。2012年のツール・ド・フランスでも超級山岳でチームに大きく貢献する働きをしている。またピレーネなどでのトレーニングで登坂力を積み重ねてきた。登りの土井を抑えての勝利はその実力が「ほんもの」であることを証している。そんなユキヤの走りを目の前で見られたファンの喜びは大きい。

このレースだけのために帰国した新城幸也。帰国前に発表されたコメントでも「日本チャンピオンジャージを着て、ツール・ド・フランス100回記念大会に出場できれば最高ですね!」と語っていた。

「女子エリート」では、與那嶺恵理(フォルツァ)が優勝した。

◎「男子エリート」リザルト(10位まで)
01=6:17:31 + 00:00=新城幸也=TEAM EUROPCAR
02=6:23:46 + 06:15=清水都貴=ブリヂストンアンカーサイクリングチーム
03=6:26:45 + 09:14=増田成幸=キャノンデールプロサイクリング
04=6:27:25 + 09:54=伊藤雅和=愛三工業レーシングチーム
05=6:28:19 + 10:48=福島晋一=Team NIPPO-DE ROSA
06=6:29:29 + 11:58=初山翔=ブリヂストンアンカーサイクリングチーム
07=6:30:12 + 12:41=武井亨介=チーム・フォルツァ!
08=6:30:27 + 12:56=土井雪広=Team UKYO
09=6:30:56 + 13:25=早川朋宏=Team NIPPO-DE ROSA
10=6:31:21 + 13:50=中島康晴=愛三工業レーシングチーム

速報情報=日本自転車競技連盟

ピレーネで自主合宿を終えて全日本参戦

新城幸也

6月16日まで行われていた「ツール・ド・ルクセンブルク」を走り終えた新城幸也は、帰国し、「第82回全日本自転車競技選手権ロードレース」(開催地=大分、開催日=6月22~23日)に参戦している。
写真=コースをたどり、自分が登ってきた峠を見下ろす新城幸也。

自分の走りを楽しみにしてくれている方がいるということを感じ、参戦を決意。

「全日本選手権への参戦は、今後のレーススケジュールを考えると、かなりハードになることは分かっているので、正直迷っていました。今年のコースは非常にきついコースとも聞いているし、直前に帰国して、時差ボケや日本特有の蒸し暑さの中、自分がどれだけ走れるだろうという 不安もありますが、いつも応援してくださっている日本のファンの皆さんの前で走れる数少ない機会ですし、自分の走りを楽しみにしてくれている方がいるということを感じ、参戦を決意いたしました。日本チャンピオンジャージを着て、ツール・ド・フランス100回記念大会に出場できれば最高ですね!」と語っている。


ツールドフランス出場を目指し、ピレネーで。

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【取材協力】情報・写真提供=飯島美和(Miwa IIJIMA)

市民スポーツイベント開催候補地の募集開始

一般社団法人ウィズスポ

一般社団法人ウィズスポ(本部=東京都渋谷区、代表理事=中島祥元)では、全国各地の自治体などと連携をはかり、自転車とランニングによるシリーズ型の市民参加型スポーツイベントを開催してきたが、2013年度は12地域程度での開催を予定している。これを受けて2013年、2014年度における新たな開催候補地の募集を開始した。

新たなスポーツイベント地域を募集。

ランニングと自転車ブームの影響で、市民参加型スポーツイベントの数も益々増加貴重にあるが、同団体は、地域に根差していく「続くスポーツイベント」の創成を目指している。そのためには、①スポーツ愛好家のニーズに応え、②参加者満足度を高め、③開催地へもメリットのあるスキーム作りなどが必要不可欠と言われている。

現在、各地の地方自治体や地域に根差した団体との「共同開催方式」にてシリーズを組み立てている。開催にあたっては、地域への「実際的な経済波及効果」や「市民の巻き込み」など、地域活性化策としての機能を担保しつつ、参加者が満足できるイベント創りの実現を目的としている。今回の募集については、原則としては2013年度、または2014年度の開催が前提。同団体は、問合せ順に対応して行くという。

◎開催事例のご紹介
◇自転車イベント
 ・温泉ライダーin 加賀温泉郷(石川県加賀市)
 ・あついぞ!熊谷 BURNING MAN RACE(埼玉県熊谷市)
 ・かすみがうらエンデューロ(茨城県かすみがうら市)
 ・静岡市・身延町交流イベント「ツール・ド・安倍峠2012」(静岡県静岡市)
 ・温泉ライダーin SAKURA(栃木県さくら市)
◇ランニングイベント
 ・東京ドイツ村駅伝(千葉県袖ケ浦市)
 ・高岡ねがいみち駅伝(富山県高岡市)

◎イベント運営者としてのウィズスポの特長
1.「スポーツイベント」に魂を込めて
2.「企画」・「運営」のスペシャリスト集団
3.参加者第一主義
4.開催地ならではのユニークでオリジナルなイベント創り
5.開催地のリスク軽減





ヤロスラフ・マリチャが優勝し別府は2位

2012ジャパンカップサイクルロードレース・クリテリウム

2012ジャパンカップクリテリウム(UCI公認)は、10月20日、否宇都宮大通り周回コース(1周1.55㎞)で開催され、ヤロスラフ・マリチャ(サクソバンク・ティンコフバンク)が41分51秒でゴールを制した。

別府史之も検討しレースをリード。最終周回で2位でフィニッシュ。

今年で3回目を迎え宇都宮市に定着した同レース。市中心部を貫く宇都宮から繁華街を貫くメインストリート(1周1.55km)には4万人を超える観客が集まり声援を送った。

最初の3周はチーム紹介のためのパレードラン。その後、レースがスタートし74名の選手による激走が始まった。レース展開は混沌とした状況で進みトップを奪い合う状況が繰り返された。勝負は最終周回にもちこされ、ヤロスラフ・マリチャ(サクソバンク・ティンコフバンク)制した。41分51秒の同タイムで28名がフィニッシュした。

◎上位3位リザルト
1位=0:41'51" 0'00=ヤロスラフ・マリチャ=サクソバンク・ティンコフバンク
2位=0:41'51" 0'00=別府史之=オリカ・グリーンエッジ
3位=0:41'51" 0'00=ロビー・マキュアン=クリテリウム・スペシャルチーム


「グランプリ ウエストフランス プロエイ」

新城幸也

ブルターニュー地方の一大イベントで、熱狂的な自転車ファンのお祭りであるプロツアーレース「グランプリ ウエストフランス プロエイ」が8月26日に行われ、現地ファンの期待に応えて新城幸也が快調に走破した。

写真=レース中盤のアタック合戦でメイン集団から飛び出だした新城ら。(PHOTO=飯島美和Miwa IIJIMA)

「いずれ勝ちたいレースの一つですね」と新城幸也。

女子、ジュニア、アンダー、プロと4日間に渡ってプルエイで開催される同レース。会場には観客があふれ、チームヨーロッパカーのバスやチームカーが到着するとあっという間にたくさんのファンに囲まれ、選手たちはスタッフが人垣をかき分けながらでないと出走サインにもいけないという状態。

2000年に世界選手権が行われたコース、1周27kmを9周回する243kmのレースは、序盤チームヨーロッパカーの2名の選手を含む7人の選手が逃げグループを形成し、一時はメイン集団と10分の差を付けレースが進んだ。

しかし、グリーンエッジやリクイガスなどスプリンターを要するチームと、次に仕掛けたいアスタナがメイン集団のペースを引き上げ、100kmに及ぶ7人の逃げが吸収され、振り出しに戻ったレース中盤、集団から新たに6人の選手が飛び出し、その中にはサクソバンクの宮澤崇史選手も含まれていた。

しかし、あまりタイム差は広がらず50kmほどで吸収。また、新たなアタック合戦が始まり、選手たちにとっては非常にきつい展開に。このアタック合戦に反応し、チームのために仕事をていた新城に対し、チームのエースであるトマ・ヴォクレールが「今日はユキヤが一番調子が良さそうだから、最後まで温存してスプリントに備えたほうが良い。その仕事をしなくても良い」と、指示し残り2周を切った時、トマ自身がアタック。後続集団は必死に追わなければいけない状況を作るも、ラスト7km地点で集団は1つに。

このままゴールスプリントかと思われたが、残り5kmの最後の上り坂でボアッソン・ハーゲン(チームSKY)が単独アタックに成功。逃げ切りの優勝となり、メイン集団の新城は位置取りがうまくいかずに27位に終わった。

新城幸也は「チームはほとんどツールメンバーで気合も入っていました。レース中盤のアタック合戦で動けていたので、調子が良いと感じました。チーム内の役割として、ゴースプリントを託されましたが、久しぶりの200kmを超えるレースで、最後の1周は疲れが出たのか、位置取りが悪過ぎで前に出られなかったのが残念です。このレースの盛り上がりはやっぱりすごいっ。『アラシロー』って言う応援もすごく多くてびっくりです。いずれ勝ちたいレースの一つですね。しっかり疲れを取って、世界戦に向けて頑張ります」と意気込みを語る。
また、この期間中、「銀輪の風」(BS-TBS)の撮影が入っていた。放送日など決定次第、本サイトで発表予定。

◎新城幸也の今後のレーススケジュール
9月2日=Tour du DOUBS (ツール・ド・ドゥ)
9月8日=PARIS-BRUXELLES(パリ-ブリュッセル)
9月9日=FOURMIES(グランプリ・フォーミイー)
9月12日=WALLONIE(ワロニー)
9月14日=SOMME(ラ・ソム)
9月16日=ISBERGUES(イズベアッグ)
9月23日=世界選手権 

特に、アンダー23の代表から8年連続での世界選手権への出場が決っており、コース的にも新城にチャンスがあるということで、意欲を燃やしている。


3位争い、メイン集団のゴールスプリント。写真右に新城が確認できる。(PHOTO=飯島美和Miwa IIJIMA)

◎取材=飯島美和(Miwa IIJIMA)=チームヨーロッパカー広報アシスタント、日報サイクル欧州総局長。

「惜しかった新城。ゴール150m手前で吸収」

新城幸也「シャトールークラシック」を終えて

8月19日に行われた「シャトールークラシック」を終えて、新城幸也(チームヨーロッパカー)のコメントが発表された。

写真=あまりの暑さで絶え間なく補給が必要な過酷なレースとなった。チームカーからボトルを受け取る新城。(PHOTO=飯島美和Miwa IIJIMA)

「この調子でプルエイも走れれば、プロツアーレースの優勝もある」と力強く語る。

フランス中部に位置する街シャトールーを中心に行われる伝統のレースで最後はシャトールーの街中の7.4kmの周回コースを5周走る全長201.7kmのレース。

この日はフランスでも記録的な暑さとなり、気温40℃を超える中、チームヨーロッパカー前半に出来た35人の逃げグループに新城を含む3人の選手を送り込み、積極的にレースをリードした。

周回に入ると集団は1つになり、ゴール1km手前で新城が1人アタックして、独走をはじめた。リムザンに引き続き、優勝かと思わせる果敢な走り。しかし、おしくもゴール150mで飲み込まれ、25位に終わったが、その走りに高い評価が集まった。また、チームメイトのヨハン・ジェーンが3位に入り、チームの好調ぶりを見せつけました。

リムザンの総合優勝から2日後のレースということもあり、会場中の観客や関係者、選手たちが「おめでとう」と新城に声をかけ、ホームゲームのような雰囲気だったと新城が語る。ゴール直前で吸収されたときは会場から「あぁ~残念」というため息のような声が沸き起こった。

新城は「惜しかったなぁ~。くやしい。でも、落車(ゴール前であった大きな落車)に巻き込まれなかったし、ヨハンが3位に入ってくれたし、良く走れてると思う。会場中が味方だったよ!。応援もすごい多いから嬉しいね。この調子でプルエイも走れれば、プロツアーレースの優勝もある」とコメントしている。


3位に入ったヨハン・ジェーン(PHOTO=飯島美和Miwa IIJIMA)

◎取材=飯島美和(Miwa IIJIMA)=チームヨーロッパカー広報アシスタント、日報サイクル欧州総局長。

カテゴリー超級(HC)レースでの総合優勝は日本人初の快挙

優勝から1夜明けて新城幸也が語る

8月14日~17日までの4日間、リムザン地方で開催されていたツール・ド・リムザンにて、新城幸也が総合優勝した。レースのレベルを表すカテゴリー超級(HC)レースでの総合優勝は日本人初の快挙を成し遂げた。

写真=2006年のツール・ド・リムザンで新人賞の表彰を受ける新城(当時21歳)。表情にあどけなさが残る。(PHOTO=飯島美和Miwa IIJIMA)

思い入れの強いレースで悲願の総合優勝を果たす。

このツール・ド・リムザンは45年の歴史があり、歴代の優勝者は誰もが知る有名選手らで、2006年に新城(当時21歳)が総合3位、新人賞を獲得し、一躍フランスで脚光を浴びることになった。さらに2008年には新城のプロ初勝利となる区間優勝で、現在の所属チームヨーロッパカー(当時ブイグテレコム)へ、スカウトを受けたという、非常に相性も良く、新城自身、思い入れの強いレース。そのレースで悲願の総合優勝を果たすことができた意味は大きい。

優勝から一夜明け、新城は「チームメイトや今までフランスでお世話になったみんな、そして日本からもたくさんのお祝いメッセージが届き、驚きつつも喜びを噛みしめています。リムザンは好きなコースだし、たくさんの思い出が詰まっているレースでもあり、毎年自分自身の成長を確かめるという意味のあるレースです。だからこそ、この総合優勝は自分の成長の証しだと思います。…

21歳の自分がこのレースで初めてヨーロッパでポディウムに上がり、それから4回のグランツールをはじめ、たくさんのレースを経験し、もうすぐ28歳になる自分が進んできた道は、間違って無かったと言えます。まっすぐにこの道を進んで来れたのは、これまで道しるべを作ってくださった方々、いつも支えてくれた皆さん、すっと応援しつづけてくださる皆さんのおかげです。…
 
でも、区間優勝がなかったので、(最終日は区間2位)これで満足していません。これからも、もっともっと上を目指して信じた道をまっすぐに進んで行きたいと思いますので、皆さんの変わらぬ応援お願いします。この勢いで、26日のプロツアーレース、グランプリ・プルエイと世界戦まで狙っていきたいです」と、語っている。

新城はこの後、8月19日の「シャトールークラシック」、8月26日「グランプリ・プルエイ」と、レースが続く。

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◎取材=飯島美和(Miwa IIJIMA)=チームヨーロッパカー広報アシスタント、日報サイクル欧州総局長。

最終日、「この日にすべてを懸けていた!!」新城が大逆転の総合優勝

ツール・ド・リムザン=第4(最終)ステージ

【現地取材リポート=第4報】
前日のコメントで「最後の周回は自分が好きなコース」と語っていた新城は、その言葉通り、周回に入ってからすぐに仕掛けた。

写真=ポディウムで喜びの表情。涙目のように見える。(PHOTO=飯島美和Miwa IIJIMA)

「いつも応援してくださっている皆さんに、良い報告ができること、本当にうれしいです」と新城幸也。

一時は10人ほどの集団を形成し、その中からジェレミー・ロア(FDJ)がアタック。ラスト1周でアタックするつもりで集団後方に待機していた新城は、ロアのアタックに反応が遅れたが区間優勝のために必死で追走。しかし、21秒遅れの2位でゴール。

第3ステージを終えた時点で30秒遅れ、総合37位の新城と55秒遅れのロアはボーナスタイムが与えられた時点で同タイムとなり、各ステージの順位を足して(数字の少ない方)上位の方が総合優勝という大会の規定により、新城は悲願の総合優勝を果たした。

ゴール後、集計の結果を待つ新城を差歩とするマッサージャーに、監督から電話で一報が入ると同時に会場には新城の総合優勝を告げるアナウンスが流れ、観客からは大歓声が沸き起こった。そして、チームスタッフたちと抱き合って喜びを爆発させていた。

表彰式を終え、新城は「2006年、21歳の僕はレースで新人賞、そして、総合3位。2008年にヨーロッパでプロ初勝利もこのレース。そして、6年経って総合優勝することが出来ました。本当にうれしい!!!。区間優勝ではなかったので2位だと思っていたのですが「総合優勝はユキヤアラシロ」ってアナウンスを聞いた時は鳥肌がたちました(笑)。

今回のリムザンは僕たちのチームが一番きちんと機能していたと思います。毎ステージ、必ず誰かが逃げに乗り、第2ステージはセバスチャンが残り2km、第3ステージはヨハンが残り300mまで粘りました。区間優勝こそなかったものの、最終日のこの総合優勝という一番大きな勝利がチームが機能していた証です。

今週は連日38℃を超え、体力の消耗も激しかったですが、ボトルを運んでくれたり、動いてくれたみんなに感謝します。そして、いつも応援してくださっている皆さんに、良い報告ができること、本当にうれしいです。この勢いで、26日のグランプリ・プルエイと世界戦まで狙っていきたいです」と、今後の抱負も語っている。


レース途中、カテゴリー2級の山岳最後の周回までは集団で冷静に走る新城。(PHOTO=飯島美和Miwa IIJIMA)

明日のシャトールークラシックのため、ホテルを移動しチームメイトと乾杯。(PHOTO=飯島美和Miwa IIJIMA)

◎取材=飯島美和(Miwa IIJIMA)=チームヨーロッパカー広報アシスタント、日報サイクル欧州総局長。

やった。ユキヤが総合優勝!

ツール・ド・リムザン=第4(最終)ステージ

新城幸也(Yukiya ARASHIR=チームヨーロッパカー)にとって、ツール・ド・リムザンは特別の意味を持つ。それはまさに「ユキヤの原点」。ファン多くは「リムザンでユキヤがやってくれる」と確信していたに違いない。

多くの人々の予感通り「やってくれた「ユキヤ」

その期待に応えるように、新城は積極的で果敢なレース運びを展開。終盤まで良いポジションを確保しながら脚を温存。終盤での逃げに全力を注いだ。ステージ勝利は逃したが、ボーナスタイムを加算した結果、総合優勝を手にした。

◎リザルト
01=16:48:30 + 00' 00''=ARASHIRO Yukiya=31=TEAM EUROPCAR
02=16:48:30 + 00' 00''=ROY Jérémy=14=FDJ-BIG MAT
03=16:48:32 + 00' 02''=SCHMIDT Fabien=88=ROUBAIX LILLE METROPOLE
04=16:48:36 + 00' 06''=PERGET Mathieu=25=G2R LA MONDIALE
05=16:48:37 + 00' 07''=DENIFL Stefan=2=VACANSOLEIL-DCM PRO CT
06=16:48:37 + 00' 07''=GESLIN Anthony=12=FDJ-BIG MAT
07=16:48:39 + 00' 09''=TRONET Steven=78=AUBER 93 ''
08=16:48:43 + 00' 13''=GALLAND Jérémie=43=SAUR - SOJASUN
09=16:48:45 + 00' 15''=SARAMOTINS Aleksejs=52=COFIDIS,LE CREDIT EN LIGNE
10=16:48:47 + 00' 17''=FAUCON Guillaume=73=AUBER 93

  • 第1ステージ
    「コンディションは悪くない」
  • 第2ステージ
    「明日こそは逃げ切りたい」
  • 第3ステージ
    「明日は周回コースで楽しみだ」

◎写真=スライドショーは、第1ステージ、第2ステージ、第3ステージの写真を再掲載。縮小画面は第1ステージ写真をトリミング使用。いずれの写真も、飯島美和(Miwa IIJIMA)。
◎データは、大会事務局の発表内容から。

大会スポンサーから新城幸也(チームヨーロッパカー)に特別賞

ツール・ド・リムザン=第3ステージ

【現地取材リポート=第3報】
昨日までの展開とは打って変わって、ファーストアタックでの逃げグループが形成され、チームヨーロッパカーからはヨハン・ジェーンが加わった。

写真=スタート前、大会スポンサーから新城幸也(チームヨーロッパカー)に特別賞が贈られた。これは、大会の人気選手に対して、主催者が「出場してくれたことに感謝します」という意味の賞で選手としては名誉な賞。「ツール・ド・フランス、オリンピックを走った選手が私たちの大会に出場してくれたことに感謝します」と説明がされた。(PHOTO=飯島美和Miwa IIJIMA)

「最終日、好きな周回コースなので、楽しみだ」と新城幸也。

最大7分近く広がった逃げグループとメイン集団。総合リーダーのいるラポムマルセイユがコントロールするが、昨日の第2ステージにもましてきついコースとリムザンらしい曲がりくねったアップダウンの細い道に集団の中でも気が抜けない。

ラポムマルセイユが集団をコントロールしきれなくなると、差は一気に縮まりチームヨーロッパカーのヨハンは、残り300mのところまで粘るが、メイン集団に吸収されてのゴールスプリントとなった。

区間33位、総合30秒遅れの37位でレースを終えた新城幸也(チームヨーロッパカー)は「今日は1日中、位置取りに気を張りながらゴール。ヨハンは惜しかったが、チームとしては、毎日誰かが必ず逃げに入っているし、セバスチャン(セバスチャン・チョーゴ)が6位に入った。自分も日に日にコンディションが良くなっているので、明日の最終日、好きな周回コースなので、楽しみだ」と、語っている。

明日の最終日はヴァレッツからリモージュり街の中を周回する173.9km。カテゴリー3級の山岳が2回、2級が1回に加え3回のスプリントポイントが設けられている。逆転を狙うチームの激しい動きが見られそうだ。


ステージ優勝は KOCJAN Jure (チーム・タイプ1)総合も1位に躍り出た。Team type1としてはステージ2勝目となった。(PHOTO=飯島美和Miwa IIJIMA)

補給を受け取る新城幸也。(PHOTO=飯島美和Miwa IIJIMA)

◎取材=飯島美和(Miwa IIJIMA)=チームヨーロッパカー広報アシスタント、日報サイクル欧州総局長。

予想不可能なリムザンらしい展開に苦戦。僅差の総合争い

ツール・ド・リムザン=第2ステージ

【現地取材リポート=第2報】
第2ステージは終始、レースが落ち着かず、常に、逃げのメンバーに乗っていないチームが追い、先行する選手の集団を吸収しては、またアタック合戦。という状況が続く消耗戦となった。

写真=距離は短いがカテゴリー3級。石畳の急坂を超える新城。(PHOTO=飯島美和Miwa IIJIMA)

「明日こそは逃げ切りたい」と新城幸也。

チームヨーロッパカーの新城は区間49位、総合は23秒遅れの36位で、第2ステージを終えた。「前半で逃が決まるはず」と、考え積極的に逃げに入り、吸収されては、またアタックをするなど動いていた新城だが、「ゴールでスプリントに加わる余力は残っていなかった。明日も引き続き、逃げにのる(先行集団に入る)のがチームからの指示なので、明日こそは逃げ切りたい」と、語っている。

第3ステージはジュミアック=ル=グランからトレリサックの189.1km。途中カテゴリー2級の山岳が2回、カテゴリー3級が2回スプリントポイントが3回設けられ、さらに、各チームのアタック合戦により激しいレースになることが予想されるが、50km地点の勾配8%を超えるカテゴリー2の山岳で逃げが決まるかどうかがこのステージのポイントと言えるだろう。


最後までリードを保って一人逃げ切った、若手の名門チームラポムマルセイユのSISKEVICIUS Evaldas が区間優勝。(PHOTO=飯島美和Miwa IIJIMA)

◎取材=飯島美和(Miwa IIJIMA)=チームヨーロッパカー広報アシスタント、日報サイクル欧州総局長。

新城幸也が17位でゴール

ツール・ド・リムザン=第1ステージ

【現地取材リポート=第1報】
フランスのリムザン地方で毎年開催されている「ツール・ド・リムザン」がスタートした。ツール・ド・フランス2012とロンドンオリンピックを走破した新城幸也(チームヨーロッパカー)が参戦している。

写真=第1ステージを17位でゴールする新城。(PHOTO=飯島美和Miwa IIJIMA)

「コンディションは悪くないので、チャンスを狙ってがんばりたい」と新城幸也。

レース中盤でファルネーゼビニの選手に後ろから追突され、リヤディレーラーが動かなくなるというアクシデントがあったものの、17位でゴール。総合は22位で第1ステージを終えた。

新城は「序盤の大きな逃げに(20人ぐらい)乗ることが出来たし、後半のアタック合戦も何度も動けた。だけど、肝心な最後の20人に入れなかったのは残念でした。オリンピック後、2、3日の休養を入れて、レースは2週間振りでしたが、コンディションは悪くないので、後、3ステージチャンスを狙ってがんばります。休みを入れた後だったけど、コンディションは落ちてないので、引き続き頑張ります!」と、語っている。

明日の第2ステージはオラドゥール=シュル=グラヌ~サン=ジュニアンの186km。途中カテゴリー3の山岳が3回、スプリントポイントが3回と選手にとっては忙しいステージとなりそうだ。


ステージを制したのはスロベニア人のJure Kocjan (TT1)。(PHOTO=飯島美和Miwa IIJIMA)

◎取材=飯島美和(Miwa IIJIMA)=チームヨーロッパカー広報アシスタント、日報サイクル欧州総局長。

多くの声援と応援に感謝して

ロンドンオリンピック

金メダル確実と言われていた地元イギリスの現世界チャンピオン、マーク・カベンディッシュの動きをマークし絶対にスプリントになる。と考え、最後のゴールスプリントに備えた走りを展開していた新城幸也(チームヨーロッパカー)は、トップチームの逃げ切り展開のため48位に終わったが、その評価は高まっている。

写真=石垣島の同級生から送られた応援旗を広げ満面の笑みを見せる新城幸也。(PHOTO=飯島美和Miwa IIJIMA)

連帯感が湧いてきて、日本選手頑張れという思いが強くなりました。

「たくさんの応援、ありがとうございました。結果で応えられずにごめんなさい。自分自身、今回のレースは何もできなかったので、悔しいという思いもありません。ロードレースに『絶対』と言う言葉はないことを実感し、4年に一度、この1日にすべて完璧に調整できたとしても、レースの展開によって、大きく流れが変わることを知りました。だからこそ、ロードレースは自分たちにとっても、オリンピックのメダルの可能性があったはず。まだ、4年後のことは考えられません」と、語った。

また、「競技に関係なく、日本選手同士で挨拶がかわされるし、同じ日本代表のジャージを着て、同じ場所で食事をしていると、今まで知らなかった競技の選手達とも日本代表という同じチームなんだという連帯感が湧いてきて、日本選手頑張れという思いが強くなりました。チームメイトを応援する感覚です。これがオリンピックなんですね」と、初めて選手村などで過ごした感想を語っている。

新城は、8月1日プロクリテリウムに出場したあと、8月14日~17日にツール・ド・リムザン、8月19日のシャトールークラシックとレースが続く。

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◎取材=飯島美和(Miwa IIJIMA)=チームヨーロッパカー広報アシスタント、日報サイクル欧州総局長。

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