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総合1位はエバンズ。ツール初制覇

ツール・ド・フランス2011=第21ステージ

【現地取材リポート=第24報】
ツール・ド・フランス最終日、ついにスタート地点に置かれるパリまでの距離表示が2ケタ、95kmになった。パリ近郊のクレテイユの街はすでにお祭り騒ぎ、そのなかでマイヨジョーヌを着るカデル・エバンズのチームBMCレーシングは、クーラーボックスに大量のシャンパンを用意し、エバンズのために黄色い自転車を仕立て上げた。
▲写真=左から2位のアンディ・シュレック(レオパード・トレック)、1位のカデル・エバンズ(BMC)、3位のフランク・シュレック(レオパード・トレック)

総合1位のエバンズとシュレック兄弟での受賞

パリ・シャンゼリゼの周回コースに入るまではパレードのようなもので、選手たちはシャンパンを飲み、談笑しながらゆっくりと走行。そしてBMCレーシングを先頭にコンコルド広場に入ると、凱旋門に向かっての緩い上りでレース開始! 6人の逃げができあがったが、最大40秒台までしか差は開かない。やはり今日もゴールスプリントだ。最終周回、ゴールまで残り2kmで逃げていた全員がメイン集団に吸い込まれ、HTC・ハイロードの列車がマーク・カベンディッシュを率いてゴールへと突き進む! 大歓声のなか、カベンディッシュが5勝目、そしてエバンズのツール初制覇が確定した。

表彰式はカベンディッシュのポイント賞ジャージマイヨ・ベール、サムエル・サンチェス(エウスカルテル)の山岳賞ジャージマイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュ、ピエール・ロラン(ユーロップカー)の新人賞ジャージマイヨ・ブランがお披露目され、総合敢闘賞は連日積極的な走りを見せたジェレミー・ロワ(FDJ)に与えられた。

総合1位のエバンズの両脇には、おそらく史上初となる兄弟でのポディウム、フランク・シュレック(3位)とアンディ・シュレック(2位)が登壇。フランスの夏を一層暑くしたこの3人が、ツール史上初めて南半球、オーストラリアの国歌を聴いた。


マーク・カベンディッシュ(HTC・ハイロード)がグリーンのポイント賞ジャージを着て5勝目を挙げた

左から新人賞のピエール・ロラン(ユーロップカー)、山岳賞のサムエル・サンチェス(エウスカルテル)、ポイント賞のマーク・カベンディッシュ(HTC・ハイロード)、そして総合優勝のマイヨジョーヌ、カデル・エバンズ(BMC)