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ヴォクレール(ユーロップカー)が総合首位を堅守

ツール・ド・フランス2011=第17ステージ

【現地取材リポート=第19報】
アルプス3連戦の初日、今日はガップからイタリアのピネローロへの179km。ずっと緩く上ってブリアンソンからカテゴリー1級のセストリエール峠へと上り、国境を越えるステージだ。ゴールは、イタリア・トリノ近郊のピネローロ、しかしただではゴールさせない、カテゴリー2級のプラマルティーノ峠を越え、8kmの狭い下りをこなしてゴールに着くのだ。
▲写真=メイン集団でセストリエール峠を上るトマ・ヴォクレール(ユーロップカー)。今日もイバン・バッソ(リクイガス)らと同じ集団でフィニッシュし、総合首位を堅守した。

終盤戦に向けて各選手・チームが全力疾走

久しぶりの晴天だが、アルプスの麓ガップに集まる選手たちの表情は冴えない。それもそのはず、これから始まるレースは、本当に過酷そのもの。昨日の荒天で、明日走る予定のガリビエ峠などは雪が降り、すでに詰めかけている観客は身動きできないというから大変だ。

今日もなかなか逃げが決まらなかったが、決まった逃げの14人は、そこまでも頻繁に逃げようとしていた選手たちがほとんど。つまり、「総合争いを尻目に今日は逃げ切る!」という意欲満々の選手たちなのだ。

セストリエール峠へ差し掛かると、逃げとメインとの差は5分近くとなったが、メイン集団はどうやらまだ総合争いをする気がなく、峠では7分という差が開いた。逃げから区間勝利が出る展開だ。

最後のプラマルティーノ峠で逃げのなかからエドワルド・ボアソンハーゲン(スカイ)がアタック。彼はそのまま逃げ切って今ツール2勝目、昨日2位の雪辱をも果たした。
後続のメイン集団ではアルベルト・コンタドール(サクソバンク・サンガード)がアタックしたが不発、しかし最後の下りでマイヨジョーヌのトマ・ヴォクレール(ユーロップカー)がコースアウト。タイムを失ったが、どうやら今日も総合首位の座を守った。


スタート後1時間を遥かに過ぎてようやく形成された14人の逃げ集団。これが形成されるまでにはいくつものドラマがあった

◇この記事は、「日報サイクル」が「ハブクリエイト」と「ニュースオンライン」の協力を得て現地に派遣し取材を実施しています。