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マイヨジョーヌはトマ・ヴォクレールに

ツール・ド・フランス2011=第9ステージ

【現地取材リポート=第10報】
3週間かけてフランスを一周するこのツール・ド・フランスで、近年では休養日が2日設定されている。今年は第9ステージの翌日が最初の休養日。だから今日の選手たちは、「明日休める!」との気持ちでスタートしたはずだ。ただし、今日のコース、イソワールからサンフルールへの208kmは手強かった。カテゴリー4級、3級、2級合わせて8箇所。これらの峠をひたすら越えて、勝利が得られるのだ。
▲写真=ルイスレオン・サンチェス(ラボバンク)が区間勝利を挙げた。両手を挙げたポーズは、彼の子供に宛てたものだという。

ユキヤのチーム「ヨーロップカー」のトマ・ヴォクレールがマイヨジョーヌ

序盤はなかなか逃げが決まらなかったが、トマ・ヴォクレール(ユーロップカー)、ジョニー・ホーヘルラント(ヴァカンソレイユ)、ファンアントニオ・フレチャ(スカイ)がどうにか集団を引き離し、そこにサンディ・カザー(FDJ)とルイスレオン・サンチェス(ラボバンク)、ニキ・テルプストラ(クイックステップ)が合流、6人の逃げが成立した。
集団と6人の追いかけっこは今日一日続いたが、さすがに8つもの峠を上り下りするステージでは後続集団も十分に力を発揮できないのか、ヴォクレールらの集団は最大7分もの差を開き、ラスト38km地点まで来た。ここで生中継の映像に映ったのが、逃げるフレチャにフランステレビのクルマが接触、せっかく集団を引き離していた2人の選手が路肩へと吹っ飛ばされたのだ。

トマら3人となった先頭はそのままゴールのサン・フルールへ走りきり、区間勝利はサンチェス、マイヨジョーヌは新城幸也のチームメート、トマ・ヴォクレールのものとなった。

◎リザルト=第9ステージ(ステージ順位)
01位=5h 27' 09"=ルイスレオン・サンチェス=ラボバンク
02位= + 00' 05"=トマ・ヴォクレール=ユーロップカー
03位= + 00' 13"=サンディ・カザール=FDJ
04位= + 03' 59"=フィリップ・ジルベール=オメガファーマ・ロット
05位= + 03' 59"=ピーター・ベリトス=HTC・ハイロード
06位= + 03' 59"=カデル・エヴァンス=BMCレーシング
07位= + 03' 59"=アンディ・シュレク=レオパード・トレック
08位= + 03' 59"=トニ・マルティン=HTC・ハイロード
09位= + 03' 59"=フランク・シュレク=レオパード・トレック
10位= + 03' 59"=ダミアーノ・クネゴ=ランプレ・ISD


選手たちはコース上に待ち構えたチームスタッフから、食料や水の入ったサコッシュと呼ばれる袋を受け取り、食事にする。距離の長いロードレースならではのシステムだ

トマ・ヴォクレール(ユーロップカー)が2004年以来2度目のマイヨジョーヌに袖を通した。これで来年もユーロップカーのツール招待は確実だろう

◇この記事は、「日報サイクル」が「ハブクリエイト」と「ニュースオンライン」の協力を得て現地に派遣し取材を実施しています。