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「グランプリ ウエストフランス プロエイ」

新城幸也

ブルターニュー地方の一大イベントで、熱狂的な自転車ファンのお祭りであるプロツアーレース「グランプリ ウエストフランス プロエイ」が8月26日に行われ、現地ファンの期待に応えて新城幸也が快調に走破した。

写真=レース中盤のアタック合戦でメイン集団から飛び出だした新城ら。(PHOTO=飯島美和Miwa IIJIMA)

「いずれ勝ちたいレースの一つですね」と新城幸也。

女子、ジュニア、アンダー、プロと4日間に渡ってプルエイで開催される同レース。会場には観客があふれ、チームヨーロッパカーのバスやチームカーが到着するとあっという間にたくさんのファンに囲まれ、選手たちはスタッフが人垣をかき分けながらでないと出走サインにもいけないという状態。

2000年に世界選手権が行われたコース、1周27kmを9周回する243kmのレースは、序盤チームヨーロッパカーの2名の選手を含む7人の選手が逃げグループを形成し、一時はメイン集団と10分の差を付けレースが進んだ。

しかし、グリーンエッジやリクイガスなどスプリンターを要するチームと、次に仕掛けたいアスタナがメイン集団のペースを引き上げ、100kmに及ぶ7人の逃げが吸収され、振り出しに戻ったレース中盤、集団から新たに6人の選手が飛び出し、その中にはサクソバンクの宮澤崇史選手も含まれていた。

しかし、あまりタイム差は広がらず50kmほどで吸収。また、新たなアタック合戦が始まり、選手たちにとっては非常にきつい展開に。このアタック合戦に反応し、チームのために仕事をていた新城に対し、チームのエースであるトマ・ヴォクレールが「今日はユキヤが一番調子が良さそうだから、最後まで温存してスプリントに備えたほうが良い。その仕事をしなくても良い」と、指示し残り2周を切った時、トマ自身がアタック。後続集団は必死に追わなければいけない状況を作るも、ラスト7km地点で集団は1つに。

このままゴールスプリントかと思われたが、残り5kmの最後の上り坂でボアッソン・ハーゲン(チームSKY)が単独アタックに成功。逃げ切りの優勝となり、メイン集団の新城は位置取りがうまくいかずに27位に終わった。

新城幸也は「チームはほとんどツールメンバーで気合も入っていました。レース中盤のアタック合戦で動けていたので、調子が良いと感じました。チーム内の役割として、ゴースプリントを託されましたが、久しぶりの200kmを超えるレースで、最後の1周は疲れが出たのか、位置取りが悪過ぎで前に出られなかったのが残念です。このレースの盛り上がりはやっぱりすごいっ。『アラシロー』って言う応援もすごく多くてびっくりです。いずれ勝ちたいレースの一つですね。しっかり疲れを取って、世界戦に向けて頑張ります」と意気込みを語る。
また、この期間中、「銀輪の風」(BS-TBS)の撮影が入っていた。放送日など決定次第、本サイトで発表予定。

◎新城幸也の今後のレーススケジュール
9月2日=Tour du DOUBS (ツール・ド・ドゥ)
9月8日=PARIS-BRUXELLES(パリ-ブリュッセル)
9月9日=FOURMIES(グランプリ・フォーミイー)
9月12日=WALLONIE(ワロニー)
9月14日=SOMME(ラ・ソム)
9月16日=ISBERGUES(イズベアッグ)
9月23日=世界選手権 

特に、アンダー23の代表から8年連続での世界選手権への出場が決っており、コース的にも新城にチャンスがあるということで、意欲を燃やしている。


3位争い、メイン集団のゴールスプリント。写真右に新城が確認できる。(PHOTO=飯島美和Miwa IIJIMA)

◎取材=飯島美和(Miwa IIJIMA)=チームヨーロッパカー広報アシスタント、日報サイクル欧州総局長。