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最終日、「この日にすべてを懸けていた!!」新城が大逆転の総合優勝

ツール・ド・リムザン=第4(最終)ステージ

【現地取材リポート=第4報】
前日のコメントで「最後の周回は自分が好きなコース」と語っていた新城は、その言葉通り、周回に入ってからすぐに仕掛けた。

写真=ポディウムで喜びの表情。涙目のように見える。(PHOTO=飯島美和Miwa IIJIMA)

「いつも応援してくださっている皆さんに、良い報告ができること、本当にうれしいです」と新城幸也。

一時は10人ほどの集団を形成し、その中からジェレミー・ロア(FDJ)がアタック。ラスト1周でアタックするつもりで集団後方に待機していた新城は、ロアのアタックに反応が遅れたが区間優勝のために必死で追走。しかし、21秒遅れの2位でゴール。

第3ステージを終えた時点で30秒遅れ、総合37位の新城と55秒遅れのロアはボーナスタイムが与えられた時点で同タイムとなり、各ステージの順位を足して(数字の少ない方)上位の方が総合優勝という大会の規定により、新城は悲願の総合優勝を果たした。

ゴール後、集計の結果を待つ新城を差歩とするマッサージャーに、監督から電話で一報が入ると同時に会場には新城の総合優勝を告げるアナウンスが流れ、観客からは大歓声が沸き起こった。そして、チームスタッフたちと抱き合って喜びを爆発させていた。

表彰式を終え、新城は「2006年、21歳の僕はレースで新人賞、そして、総合3位。2008年にヨーロッパでプロ初勝利もこのレース。そして、6年経って総合優勝することが出来ました。本当にうれしい!!!。区間優勝ではなかったので2位だと思っていたのですが「総合優勝はユキヤアラシロ」ってアナウンスを聞いた時は鳥肌がたちました(笑)。

今回のリムザンは僕たちのチームが一番きちんと機能していたと思います。毎ステージ、必ず誰かが逃げに乗り、第2ステージはセバスチャンが残り2km、第3ステージはヨハンが残り300mまで粘りました。区間優勝こそなかったものの、最終日のこの総合優勝という一番大きな勝利がチームが機能していた証です。

今週は連日38℃を超え、体力の消耗も激しかったですが、ボトルを運んでくれたり、動いてくれたみんなに感謝します。そして、いつも応援してくださっている皆さんに、良い報告ができること、本当にうれしいです。この勢いで、26日のグランプリ・プルエイと世界戦まで狙っていきたいです」と、今後の抱負も語っている。


レース途中、カテゴリー2級の山岳最後の周回までは集団で冷静に走る新城。(PHOTO=飯島美和Miwa IIJIMA)

明日のシャトールークラシックのため、ホテルを移動しチームメイトと乾杯。(PHOTO=飯島美和Miwa IIJIMA)

◎取材=飯島美和(Miwa IIJIMA)=チームヨーロッパカー広報アシスタント、日報サイクル欧州総局長。