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新城幸也はメイン集団で姿を潜めスプリントねらい

ロンドンオリンピック男子ロードレース

ロンドンオリンピック男子自転車ロードレースは7月28日に開催された。ロンドン市街から70km走って近郊の丘陵、ボックス・ヒルの周回コースを9周、そしてロンドンへと戻る250kmのコース。ボックス・ヒルの坂もさほど勾配がキツいものではなく、イギリスが誇るスプリンター、マーク・カヴェンディッシュを勝たせるためのコースという前評判が高かった。

写真=先頭でフィニッシュに帰ってきたヴィノクロフ(写真左)とリゴベルト・ウラン(コロンビア)。(PHOTO=大前仁Hitoshi OMAE)

メイングループはイギリスチームがコントロールしたが・・・。

レースはこのカヴェンディッシュに対していかに勝つか、という一点にすべての戦略が集約されたと言っても過言ではなかった。序盤の逃げは12人、ここには別府史之が乗り、さらに中盤にはツール・ド・フランス3位のヴィンチェンツォ・ニバリ(イタリア)らを含むカウンターアタックが20人ほど前を追った。これらすべてを追走する仕事はほとんどがイギリスチームが担い、そして最後には疲れ果てた。今年のツール・ド・フランスを制したブラドリー・ウィギンズといえども、一人で32人を相手にするのは無理だったのだ。

先頭集団から抜けだし、金メダルを獲得したのはアレクサンドル・ヴィノクロフ(カザフスタン)。先頭集団でフィニッシュした別府は22位だった。新城幸也はこのイギリスチームのいるメイン集団で姿を潜め、そして最後のスプリントを待った。確実にメダルを狙うための冷静な判断だったが、前に追いつくことはなく、48位に終わった。


ロンドン市内、ザ・マルをスタートしていく144人の選手たち。(PHOTO=大前仁Hitoshi OMAE)

スタートラインの前方にはバッキンガム宮殿が!。(PHOTO=大前仁Hitoshi OMAE)

ものすごい数の観客が自らの足で詰めかけたボックス・ヒルの周回コース。(PHOTO=大前仁Hitoshi OMAE)

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◎取材=大前仁(Hitoshi OMAE)=ジャーナリスト、フォトグラファー。