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ウィギンズ32歳、恐るべし!

ツール・ド・フランス2012=ステージ9

【現地取材リポート=第24報】
第9ステージは41.5kmの個人タイムトライアル。コースは、フランス中部ドゥー県のブザンソンに向かって、アルケセナンから東へ走るもの。ダブ川南岸の丘陵地帯を横切っていくコースで、プロフィールマップで見るよりアップダウンがある。平均時速50kmオーバーとはいかないレイアウトだ。

写真=チーム・ユーロップカーのピエール・ロランがタイムトライアルをスタートしてゆく。(PHOTO=大前仁Hitoshi OMAE)

クリス・フルーム、そしてマイヨジョーヌのブラッドリー・ウィギンズが制す。

レースは、総合下位の選手から順番に2分間隔で出走するため、場合によってはチームメートが連続してスタートすることも。チームとしては、随行する車両のやり繰りも頭の痛い場合がありそうだ。9人全員にサポートしてあげたい、しかしクルマは9台あるわけではない。場合によってはポリスやプレスのクルマにお願いして、バイクやホイールのサポートをするケースもあるのだ。

下馬評通り、ファビアン・カンチェラーラ(レディオシャック・ニッサン)が好タイムをたたき出すが、なんとそれを塗り替えたのがクリス・フルーム(チームスカイ)、そしてマイヨジョーヌのブラッドリー・ウィギンズ(同)だ。昨年のツールの覇者、カデル・エヴァンス(BMC)も好走したが、ウィギンズとは1分43秒も離されてフィニッシュ。ツールはアルプスやピレネーの山岳ステージを迎える前に、総合が確定しそうな雰囲気になってしまった。ウィギンズ32歳、恐るべし!


マイヨジョーヌを着るブラッドリー・ウィギンズがスタート。なんと2位に1分以上の差をつけてフィニッシュした。(PHOTO=大前仁Hitoshi OMAE)

◎取材=大前仁(Hitoshi OMAE)=ジャーナリスト、フォトグラファー。